「みかんの里おうだ みかん収穫祭」イベントやることの意義と本質

 
宇土市網田地区は古くから柑橘の栽培が盛んなところです。なかでも此処、島山のみかんは地元住民が口を揃えて「島山のみかんはうまか」といいます。なぜかと言いますと、
  • 「日当たり」
  • 「潮風」
  • 「急斜面なので水はけがよい」
などの諸条件が揃って美味しくなるそうです。
 
地元の方との世間話から始まった今回の企画ですが、
押さえておきたいと思ったポイントは以下の4点。
  • 出荷しないけど美味いミカンがたくさん実っている畑がある
  • みかんの木の整備の為だけに実を落とすのはモッタイナイ。
  • 田舎の当たり前は都会の贅沢
  • 柑橘=網田というイメージの定着と特産品の発信
あるものを活かす。これが大事かと。
 
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御輿来海岸を一望できる干潟景勝地からみかん畑まで散策しながら歩きます。
みかん畑に抜ける小径 緑のトンネルにかなりそそられます。ワクワク。
 
 
現地で畑の持ち主さんから みかんのお話
今回収穫できるのは、早稲・温州・はるか・スイートスプリング。
・「すぐ食べた方が美味しい」
・「数週間置いてからもウマい」
・「青いけどすぐ食べれる」
など種類と食べ方のレクチャー。
 
持ち帰り用のみかんは傷つかないようにヘタ部分を根元から短くカットするなど注意点をいくつか。
無農薬なのでお子さんたちも安心して採って食べてってくださいとのことでした。
うほ!

 
さあ、「1時間半一本勝負」食べ放題です!
美味しいみかんの木を探すべく大小さまざま生えているみかんを食べ比べ。
こっちのワセはうーまいぞ♪あっちのワセもあーまいぞ♪
 
敷地内はけっこう広いので美味しい木を見つけながら歩くといい運動になります。
お気に入りの木を見つけたらお土産用に採ってゆきます。
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採って飲む!なんて贅沢なんだろうジュース
今回は、原始的な搾りたてジュースもご用意しました。
ご用意しましたというか採ってきて皮むいては完全お客さんのセルフでしたけど笑
 
引っ越しの時に実家から頂戴してきたイトージュウーサーが大活躍!
 
 
これは僕も飲みましたが、とっても甘くて贅沢な味でみかんだけとは思えないウマさ!
 
小カップ1杯分のジュースにおよそ4〜5個のみかんが要りました。
そりゃ贅沢な味がするわいな♪ ※ウマすぎて飲み過ぎ注意
 
 
今回のイベント用に地元長浜町の海苔漁師さんから海苔をいただいたのでコンロで表面をささっと炙って食べてもらいました!
地域の方からのおむすびも!こちらも海苔で巻いていただきます。
とってもいい香り!

宇土の山海の幸よ、豊かさよ。

体験を通して宇土の特産物やスポットを知ってもらって、また足を運んでもらう。
そのきっかけづくりになったら嬉しく思います。
参加してくださった方々、快く協力してくださった方々どうもありがとうございました!
 
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反省点もあるよ!
今回、地元の方の声から始まった企画だったけど中心となる地元の方を巻き込むのに失敗。(失敗というか、企画内容と日程まで調整してたのに地元の人が他の予定入れてしまった笑)
 
協力隊として企画を進めていったんだけど、本来は
地元の人たちの「やりたい!」の気持ちが大切で、やっぱり中心は地元の人じゃないと結局続かないし、協力隊が居なくなって終わっちゃう”イベント”は、本質的にあんまり意味がないと思っていて。

でも、今回は直感的に「いい企画じゃん!」と僕自身が思えたのでイベントにさせていただきました。
 
地元の人が気づき辛い地域の良い所をすくい上げること!
これもまた協力隊の任務なり!
 
終わってみて、やっぱりやってよかったな!と思えたので今回は良し!とします。
 
「みかんの里 おうだ」シリーズ続きます。
次は五月、みかんの花が咲く頃に またお会いしましょう。 
 
 
【余談】イベントのビジュアルは、
  • 網田の柑橘
  • 御輿来海岸(おこしき海岸)
  • 海に面した小高いみかん山をモチーフにデザイン。
「蜜柑ハーベスタ!」は
「ハーベスト(収穫)」+「フェスタ(祭)」でみかん収穫祭!的なイメージで命名。