熊本を代表する絶景「おこしき海岸」干潟と夕日、自然が作り出すアートな景色を体感せよ!
熊本県宇土市にある御輿来海岸。ちなみに「おこしき海岸」と読みますよ。
こちらに移住してきて、いま住んでる家から車で5分。熊本を代表する絶景スポットがあります。地元の方には当たり前すぎて見過ごされがちな半島ならではの自然の造形美。全国、海外からも訪れる方も多い「御輿来海岸」をご紹介します。
▶︎自然が生み出すアート「おこしき海岸」とは
干潮時に現れる三日月型の砂紋は、自然が作り出すアート。
年間でも数日の「夕陽と干潮が重なる日」には日本中はもとより、世界中から観光客・写真愛好家が集まります。その昔、景行天皇が九州遠征で通りかかった際、その海岸があまりにも美しかったため、御輿(みこし)を停めて見入られた、というエピソードからその名がついたそうな。
「御輿」(が)「来」(た)海岸 ということですね。
▶︎御輿来海岸いつ見れるの?
こちらがカメラマンさんが多く訪れるときの御輿来海岸の様子です。
潮が引いていれば基本的にいつでも見られます。が、カメラマンが多く訪れるのは冬から春にかけて、2月~5月がハイシーズンといえます。夕日と干潮が重なる日が比較的多く、この海の模様と夕日のコラボレーションをカメラに収めるため、事前に日程を調べて「この日だ!」ってめがけて来る方が多いです。
夏でも潮が引けば綺麗な海岸をみることができますよ。
潮の大きい小さい/干潮・満潮の時間帯もあるので潮見表をチェックされたし!
▶︎日本全国 潮見表 潮MieYell(しおみエール)http://sio.mieyell.jp/select?po=84304/
もちろん潮が引いてなくても綺麗です、海なんで!
夕日も基本的に最高です!
半島だし余計な光も少ないので夕日も星もよく見えます。
空が広いのは移住してきて気づいた よいところのひとつですね。
▶︎【ミスターおこしき海岸】河野さん(干潟景勝の地 管理人)
地元の人には当たり前の景色すぎて、ありがたみを感じることは少ない模様。
そんななか、御輿来海岸をこよなく愛する地元民・河野さんは、自身の撮影した写真や見頃時期などの情報発信、海岸を見渡せる「干潟景勝地」交通整理・環境整備等を積極的に行なっています。
カメラにドローン、草刈機からチェーンソーまで使いこなす生粋のローカルピーポー。
▶︎「御輿来海岸」の最新情報や見頃時期はここでチェック!
そんな河野さんが運営する「おこしき海岸 公式facebookページ」
訪れたお客さんや、自身で撮った「自慢のワンショット」が投稿され、
全世界に発信されています。
「facebook おこしき海岸」で検索されたし!
▶︎「おこしき海岸」公式facebookページ https://www.facebook.com/okosikikaigan/
御輿来海岸どうやって行くの?
おこしき海岸を見下ろせる高台は「干潟景勝地」という場所で海沿いの小高い丘の上になってます。
【アクセス】
・国道57号線を宇土市内から天草方面へ。
・JRあまくさみすみ線と並走しながら国道57号線(海沿い)を走ります。
・海沿い右手にセブンイレブンが見えたらあと少し(4km)!
・右手にグラウンドが見えます、そこが入り口です。(わかりづれーです!)
・あとは道なりに進んでください。
(道が狭くなって心細くなりますが、案内板が出てきます!お気を確かに!)
※信号 [ 網田中学校前 ] まで来てしまったアナタ!通り過ぎてます!
(JR網田駅 前のロータリーでUターンして戻りましょう)
干潟景勝地(御輿来海岸 展望所)
アクセス詳細こちらから
▶︎「おこしき海岸」公式facebookページ https://www.facebook.com/okosikikaigan/
多くの人が訪れるわりに現地へのアクセスがお世辞にもいいとは言えないのです。でも「登るのがキツい山の方がそこからの景色は最高」っていうじゃないですか。そういうことです。
・干潟景勝の地【ひがたけいしょうのち】
・熊本県宇土市戸口町689-1【うとしとぐちまち689−1】
御輿来海岸、一度は本物をみにきてよ!
とにかく絶景というのは写真で見るのと生で見るのは、
マイケル・ジャクソンさんのパフォーマンスを自宅のDVDで見るか、スタジアムのLIVEをアリーナ席で見るかぐらい違うので(観たことはないが。)
ぜひ足を運んでご自身で熊本の絶景「御輿来海岸」を体感してくださいませ。
地方と風習。くまもと宇土の奇祭「山王さんまつり」
宇土市花園町の山王神社で毎年12月(旧暦11月の申の日)に開催されている
宇土の奇祭
甘酒かかれば無病息災!「山王さんまつり」に潜入。
別名「甘酒まつり」とも呼ばれる「山王さんまつり」は約700年の長い歴史があるといわれ,20歳から35歳までの若者が,赤い着物と白いほっかむり姿のサルに扮して「ホーライ,ホーライ」の掛け声をあげつつ甘酒の入った徳利を奪い合い,甘酒を振りかけ合いながら集落を巡っていきます。
この甘酒がかかったものは1年間無病息災で過ごせると伝えられています。
祭りと言っても露店が並ぶようなお祭りではなく、集落に古くから伝わる伝統的な祭りです。地方にはこういった風習・伝統行事が多く残っていますよね。この「山王さんまつり」よくよく考えたら戦国時代よりも古い祭りということになります。ワーオ!
日本全国津々浦々こういった行事が現在まで引き継がれているのって凄いなと思わされるし、とても興味深い。古くから続いている事にも言い出しっぺの人がいたりするわけで。始めた頃、皆がソレに何を託したのか、に思いを駆せるってなんかロマンチックじゃないですか?
多くのこう言った風習は無病息災・家内安全・五穀豊穣といったシンプルなもの。
今も昔も根源的なところは変わらんのよね。(世界平和は家庭から!)
地域の文化や民俗学に興味がある方、地域おこし協力隊のような方は、こういった文化の存在を広く伝えたり、引き継いでいけるようなサポートができたら素敵だなと思います。一度途切れてしまうと復活させるのは難しいですからね。(悲しい哉、過疎や高齢化で消えて無くなっていってしまう風習・行事が無数にあろう!)
寒空の下、猿に扮する人たちは大変だけど、郷土に残る文化は守っていきたいものですね。
熊本・大分地震 関西復興ボランティア来たる。
幸い僕の住んでいる宇土市網田という地区は今回の地震では比較的被害の少ないところだったし、借りてる家もダダっ広いので15人が雑魚寝するには十分であった。
関西ボランティアチームの予定
早朝〜終日 瓦礫の撤去などがまだまだ必要な御船にてボランティア活動
初日の昼食は全員でうちで食べた。今回、話をつないでくれた福岡の友人がカレーを2種類。ベジとチキンをスパイスから作ってくれた!米とナンも。最高!
ふるまいBBQ
今回、僕は家を開放して寝床を提供して、炊き出しできそうな場所を手配してボランティアチームにくっついて活動を近くで見せてもらっただけだった。僕自身、被災者であり当事者なんだけど冷静に客観的に自分を見ているみたいな、ようわからんバランスだった(冷静と思いながらテンパってたのだろう)
がまだせ とかなんかちがうなーと思ったり。でも、みんなの支援したい、少しでも力になりたいって気持ちはやっぱり有難いと思ったり。
色んな思いが渦巻いていてあっちこっち引っ張られてるみたいなアンビバレントな気持ちでした
防災とコミュニティ。熊本地震にみる【今すぐできる工夫14選】
防災知識として知っておくと役立つね。
生活・衛生・健康を守るために
今すぐできる工夫
(熊本日日新聞さんより)
つまるところ緊急時においては
物がなければ在るもんで代用する。
これに尽きます。だってないんだもの。
普段からキャンプしている人や子どもの頃から自然の中で遊んできたような人、雨風しのげれば何処でも野宿できちゃうようなバックパッカーは被災時でも割とやっていけそうな気がします。しかし、そうでない人が大半なので、いかにストレスフリーに過ごせるかをシュミレーションしておくのも手かもしれません。準備は常日頃から!
非常時においては危機感からつい買い占めや必要以上に物を抱え込む傾向にあります。
持ち運ぶものであれば最低3日分の水と食料・家庭での備蓄なら1週間分の確保が目安となってきます。自分は1日に何をどれぐらい使うのか。
量を知っておくというのも大事です。
そして大切なのはご近所づきあい。日頃から挨拶やコミュニケーションをとり、地区の防災訓練なんかも参加しておくとなお良いですね。ぼく自身、熊本に来て右も左もわからないような状況での地震でした。なんな中ご近所さん達が落ちた瓦の修繕や雨漏り対策を早急にしてくれたのです。ひとりじゃ途方に暮れてましたよ。。
小さくとも信頼できるその土地の人との関係性をつくること。暮らしていくために必要な技術は自分でできるように身につけておくこと、その方法を知っておくこと。熊本地震の経験を通して、さらに強くそう感じるようになりました。
いやあ大切ですよローカルコミュニティ。
というわけで防災とコミュニティについて考えてみては?
大震災シミュレーション、防災アクション、そのほかの災害と対策、もしもマニュアル、知っておきたい災害知識など いざという時役立つ情報がPDFデータで見れます。
東京の地域特性や都市構造、都民のライフスタイルなどを考慮し、災害に対する事前の備えや発災時の対処法など、今すぐ活用でき、いざというときにも役立つ情報を分かりやすくまとめた完全東京仕様の防災ブックです。
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熊本日日新聞さんに掲載された【今すぐできる工夫】は「東京防災」の一部分を転載したものです。(一部載っていないものもある模様)緊急時に生活・衛生・健康を守るために
今すぐできる工夫14選を以下にメモしておきます。
水道水の保存方法
水の運び方
断水時のトイレの使い方
簡易トイレの作り方
簡易おむつの作り方
布ナプキンの作り方
少ない水で清潔を保つ
ハエ取り器を作る
新聞紙の活用術
簡易ベッッドの作り方
パーテーションを作る
子どもの遊び
避難生活で行う体操