熊本・大分地震 関西復興ボランティア来たる。

世間はゴールデンウイーク。5月3〜4日にかけて関西からボランティアチームが熊本へやってきた ヤァヤァヤァ!
 
お世話になった友人からの紹介で、関西ボランティアチームの現地受け入れ先として我が家を開放。何しろ熊本市周辺の宿泊施設はすでに関係者で埋まっているか、電話がつながらないところがほとんどだったようだ。

 

幸い僕の住んでいる宇土市網田という地区は今回の地震では比較的被害の少ないところだったし、借りてる家もダダっ広いので15人が雑魚寝するには十分であった。

 

関西ボランティアチームの予定

一日目
朝 熊本入りし益城を視察。夕方からは宇土市内の避難所でご近所さんお誘い合わせの上お集まりくださいスタイルのふるまいBBQ
二日目 

早朝〜終日 瓦礫の撤去などがまだまだ必要な御船にてボランティア活動

 
現地にお金を落としたいという事で、食材や必要な備品・道具などは宇土のお店で買い出しをしてきてくれる。

初日の昼食は全員でうちで食べた。今回、話をつないでくれた福岡の友人がカレーを2種類。ベジとチキンをスパイスから作ってくれた!米とナンも。最高!

 

ふるまいBBQ 

炊き出し準備中は雨もよう。避難所も人が減ってきていたし、再開する飲食店がある中で炊き出しをする事自体のむずかしさも感じていたが、結果的にはチラシを持って近所の人たちに声かけをした効果もあって100人近くの方達が来てくれた。

 

親子連れがお肉の焼き上がりをワクワク待ってていてくれたり、じいちゃんばあちゃんが久々に野菜を食べれて嬉しいと喜んでくれた。子どもたちがボランティアの皆と全力で遊んでいるのを見て、人が集える空間が生まれたことが嬉しかったし、炊き出しができて良かったとも思えた。
子どもと思っきり遊ぶとか、自分たちが楽しんでご飯を提供するとか行政はやっぱできないんだよね。心配だった天気もすっかり晴れに、みんなの日頃の行ないがいいのねーと思ったり。家に帰ってきて ささやかなお疲れさん会 ういーー!
 

今回、僕は家を開放して寝床を提供して、炊き出しできそうな場所を手配してボランティアチームにくっついて活動を近くで見せてもらっただけだった。僕自身、被災者であり当事者なんだけど冷静に客観的に自分を見ているみたいな、ようわからんバランスだった(冷静と思いながらテンパってたのだろう)

がまだせ とかなんかちがうなーと思ったり。でも、みんなの支援したい、少しでも力になりたいって気持ちはやっぱり有難いと思ったり。

色んな思いが渦巻いていてあっちこっち引っ張られてるみたいなアンビバレントな気持ちでした

 
でも、とにかく熊本に住む人間としてボランティアに来てくれた人たちには感謝です。ありがとう。そして実際に来て、その目で見て、感じた事を口に出して周りの人に伝えてほしい。
 
落ち着いたら今度は遊びに来てくださいね。
うち泊まれますよ。